M-planet
2005年旗上げ。主宰・近江木の実の作品を中心に上演。コミカルな会話劇の中からシリアスなテーマが浮かび上がる脚本には定評がある。主な作品に「いいとしのエリー」「エンジェル・ポスト」等。木の実プロデュースでは2015年より「あけまして」シリーズを企画開催。今回はアート作品とのコラボに挑戦、ノンヴァーヴァルな表現を取り入れた実験的なステージをめざした。
「鈴木ひろみをめぐる6つのバガテル」
作・演出/近江木の実 配役:女1/戸澤佐枝子(豊橋演劇塾)、女2/蒲公英さらだ(らせん劇場)、女3/伊藤梨紗(雪解カンガルー)、男1/原好平(劇団MUSES)、歌の出演/ひかぷぅ
「鈴木ひろみ」はいつしか姿を消していた。彼女を取り戻すために人々は右往左往し、暗中を模索する。「鈴木ひろみ」はどこに行ったのか?再度現れるのか?ことばとからだを解体させつつ、涸れゆく世界の内と外へ一滴の自由をしみこませる意欲作。「バガテル」はピアノ用のささやかな小品の意。独創的な表現をお楽しみ下さい。
アーティスト吉田勘汰コラボレーション企画
M-planet作品『鈴木ひろみをめぐる6つのバガテル』ではアーティスト吉田勘汰氏の作品と俳優たちが演技を繰り広げる。